ルノルマンカードの歴史

ルノルマンカードの歴史



引用元:https://www.cafelenormand.com/sylvie-steinbach-lenormand-oracle-review/

英語で書かれた最初のルノルマン学習本である、

著者シルヴィ・スタインバッハによるThe Secrets of the Lenormand Oracleは長年にわたって賛否両論を巻き起こしてきました。

 

発売初期は評判がよく好評だった一方で、当時は英語の本やウェブサイトはほとんどなかったため、

次第にルノルマンの単なる辞書に過ぎないという厳しい批判に直面するようになりました。

 

しかしこれらの批判は本当に確かなものなのでしょうか?

シルヴィ・スタインバッハとは?

ルノルマンカードの歴史

シルヴィはフランスで生まれ、家族からルノルマン解読法を学びました。

家族代々受け継がれてきたルノルマンの伝統的な解読法を学ぶ一方で、シルヴィ独自の読み方も同時に身につけていきました。

その独自のリーディング方法こそが、本書The Secrets of the Lenormand Oracleで記されているのです。

The Secrets of the Lenormand Oracleではカードの意味以上の説明が記されているのか?

印刷書籍にてカードの堅実で確かな意味を学びたいのであれば、本書はとても良い参考書となるでしょう。

というのも、本書の70%がカードの意味と組み合わせについて説明がされています。

その解説は非常に細かく、身体的、感情的、人格的における人々の解釈法をはじめ、体の部位についてや、占星術について、

そしてタイムフレームについてなど、あらゆるキーワードを駆使してカードで実際にどのように占えるのか、広範囲にわたって説明されています。

それはルノルマンを学ぶ者にとって基礎的で非常に優れたものであるのですが、

組み合わせについて紹介しているのも本当は評判をよくするためだけであり、

実際は様々な疑問や質問に適応することができずに学習の参考になり得ないものも存在します。

何故ならば、シルヴィ独自のNo Layout作法についての内容が本書の約25%を占めているのです。

そこでは、どのようにカードを展開していくか、

そしてシルヴィがキーカードと呼ぶシグニフィケーター(質問者を表すカード)の選択方法について説明されているのですが、

展開法の例は少なく、それでいて彼女がいかにして独自の解釈に至ったのかを理解するような説明は十分にされていないのです。

それがゆえに、本書内では内容が一致せずに逆行していることも多々見受けられます。

今ではルノルマンカードは「一枚引き」「三枚引き」「九枚引き」「グランタブロー」とさまざまな展開法があります。

詳しいスプレッドの展開方法は以下で詳しく解説しています。

→ルノルマンカード1枚引き・3枚引き・9枚引き・グランタブローの占い方はこちら

The Secrets of the Lenormand Oracleはルノルマンの伝統的解読方法が記されているのか?

本書に記載されているカードの意味と組み合わせには、伝統的なものと現代的なものの両方が混在しています。

例えば、ルノルマンのカードが発売された当初は「車」は存在していませんでした。

そこでシルヴィは「船のカード」がもつ意味をアップデートし、そこに車や他の乗り物の意味も含むようにしたのです。

しかし、本書では伝統的な展開法は紹介されておらず、グランタブローや3×3展開法、伝統的なスリーカードスプレッドやファイブカードスプレッドについての説明は無く、

唯一あるのが、彼女独自のNo Layout作法のみなのです。

The Secrets of the Lenormand Oracleの批判について

シルヴィの主張に反して、その彼女独自のNo Layout作法は特に新しくも斬新でもありません。

というのも、これは彼女が生まれる以前に誕生したルノルマンのリーディング作法であり、

当時はそれが特段に良いリーディング方法とされていなかったため、

ルノルマン専門のリーダー達にも頻繁に使用されることはなかったというだけなのです。

シルヴィの独自作法は確かに的確な答えを導くかもしれない一方で、

シグニフィケーターを使用しない従来のファイブカードスプレッドから得られるような重要な情報まで読み取ることはできず、

それでいてミラーリングのような高度なリーディングが組み込まれているのです。

これは初心者に受け入れられやすいリーディングとみなされることもあるかもしれませんが、私はこのリーディング方法は使用しないほうが良い、と強く感じています。

これを使用してしまうと、いずれまた展開法を読み取るための大切な要素を再度学ぶ必要が出てくるでしょう。

それだけでなく、一つの展開法から読み取れる情報のうち偏った部分のみ読み取る技術しか学ぶことができず、隈なく読み取るために情報を一つ一つ細かな意味まで探る方法を学ぶ、

ということでは決してないのです。

その技術こそルノルマンの真の極意なのですから。

ただし、シルヴィ・スタインバッハの著書はルノルマンカード占いの基礎となっており、

ルノルマンカードが世界中に派生していった歴史でもあります。

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